イベントに参加してみよう

フィギュアのイベントに参加したいと考えている人も多いでしょう!
ですが、そのためには自作のフィギュアを用意しなくてはなりません。フィギュアを作るためには、特殊な素材が必要と考えている人もいますがそうではありません。

フィギュアは、身近で簡単に入手出来る粘土で作ることも可能です。
ですが、粘土の種類によっては完成後に違いが出ます。紙粘土は扱いが簡単で、自由な形を作るには最適です。
時間が経過すると共にヒビ割れしてきたりゴワゴワした印象になるためイベントに向いているとは言えません。
弾力性がある樹脂粘土や彫刻刀で細かな細工が施せる石粉粘土の場合は、ヒビ割れすることが殆どないためイベント向きと言えます。

粘土でフィギュアを作るためには、まずは針金を使って芯を作ることが必要です。
それから、粘土で丁寧に肉付けしていきます。
髪や服のシワなど、細部に至るまで表現することでよりリアルなフィギュアが作れるようになります。
最後に色を塗れば完成なのですが、選び方には注意が必要です。
鮮やかに見せるためにラッカーを使用する人もいるでしょう。
しかし、匂いが強いため狭い室内での作業には向いていません。
そんな時には、水性アクリル塗料がピッタリです。匂いも殆ど気になりませんし、水を使って細かく調節することも出来ます。
しかし、水性アクリル塗料はツヤが出にくいという欠点もあります。

フィギュアを魅力的に見せるためには、色付けがかなり重要になります。
ツヤを出したい時には、クリアーを効果的に使うなどの工夫も大切です。
そして、大切なのは運搬方法です。せっかく理想のフィギュアが完成しても、会場への運搬で粉々になってしまっては意味がありません。
気泡緩衝材でくるんでダンボールに入れて運びましょう。この時には、ダンボールの隙間にも気泡緩衝材を入れると、より安全にフィギュアを運ぶことができます。

イベントでは、多くの人にフィギュアを見てもらえます。また、落下などしては破損の原因になってしまいます。
強力両面テープで固定したり、固定シールなどを活用すると良いでしょう。